みなさまこんにちは、キャリアアカデミー社会人校(@shakai_academy)です。

自己肯定感・自己受容・自己効力感… 「自分らしく」という言葉とともに、「自分の力」で何かをする、という必要性を訴える情報も増えてきたように感じます。

「自己〇〇」には様々な用語がありますが、今回は「自己効力感」という言葉を使っていきます。心理学者が提唱をしており、心理学やキャリア理論の世界では、以下の通り定義付けられています。

自己効力感とは
自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、自己の可能性を認知していること。カナダの心理学者が提唱。セルフ・エフィカシーとも言う。

 

キャリアカウンセリングを受けることを迷っている人は、この自己効力感が不足していたり懐疑的であったりするケースが多いです。

そこで今日は、「カウンセリングを受ける必要がないと頑張るあなたへ。自己効力感は褒められて伸びていく!」をご紹介します。

 

目次

 

自己効力感には4つのアプローチ方法がある

「自分はこれができるだろう!」と思うためにはその根拠や自信が必要です。

特に働き始めて間もない新入社員や若手社員は、仕事においてできないことの方が目についてしまったり、入社後のギャップについていけず「自分はなんて価値がないんだ」と飛躍して落ち込んでしまうケースも見受けられます。

もちろん仕事において自己効力感を満たすには年月が必要ですが、新入社員や若手社員だからこそできる高め方もあることを忘れないようにしましょう。

そこで、ここでは理論でも実証されている4つの高め方をご紹介します。

①直接的な達成経験

まずは小さな成功体験を積んでいきましょう。

小さいときには「歩けるようになった」「言葉が話せるようになった」「足し算ができるようになった」などなどの成功体験を積んできましたよね?

大人になっても同様です。 そんなちっぽけなことでもいいの?ということであっても、クリアできれば成功体験です。

成功体験の事例
・名刺交換のやり方がわかるようになった ・メールの返信マナーがわかるようになった ・pptの資料のコツがつかめた ・自分が作った資料を先輩が会議で使ってくれた ・会議で質問をすることができた

 

自分にとっては「まだまだ」と思っていても、これらのことは学生時代に完璧にできていた行為でしょうか?

サークルなどでメール対応などをした経験はあってもこなした数は比較にならないのではないでしょうか。

「全然成長している気がしない」と思っても振り返ると想像以上にできていることが増えています。

それを、「まだまだ」と考えずに「こんなにできるようになった!」と思えるようになるといいですね

②代理的な経験

次に、成功している人のやり方をそっくりそのまま真似してみる経験を積んでいきましょう。

あなたは「守破離」の法則を聞いたことがありますか? 武道や芸道の領域で昔から伝えられてきた修行における段階を示した考えです。

「守破離」とは
  • 「守」・・・師や流派の教え、技を忠実に守り、確実に身につける段階
  • 「破」・・・他の師や流派の教えにも目を向けて良いものを取り入れて発展させる段階
  • 「離」・・・決められた流派から離れ、自分なりの手法を確立させる段階

 

もちろんその会社の育成方針にもよりますが、伝統的な日本企業の場合ですと、新入社員や若手社員は、「守」を徹底させるところから始まりがちです。

そこにもどかしさを感じる人もいるかもしれませんし、才能と勇気のある人はこの考えは不要なこともあるでしょう。

しかし、多くの人は「守」がブレブレのまま成長することは難しいのも事実です。

どうせ守るのであれば、徹底的に成功者のまねごとをして自己効力感を高めていきましょう。

③言語的な説得

3つ目は、言語的な説得、つまり「あなたならできる!」と言われ続ける経験を積むことです。

有名なスポーツ選手などは、試合の前には自分が成功するイメージトレーニングをするそうです。

また、コーチや監督から「あなたなら勝てる!」という声援を受けると気合いが入るとも言われています。

働いている会社員も同様です。営業先から怒られる、上司から褒められる、友人から励まされる、など他人からの言葉で人の感情は大きく揺れ動きます。

まして、自分のキャリアに悩んでいる状態ではいとも簡単に影響を受けやすい状態とも言えるでしょう。

「人に話を聞いてほしい」と思ったら、その深層心理には「慰めてほしい」「自分を認めてほしい」「励ましてほしい」という気持ちがあるのではないでしょうか。

この気持ちは非常に大切です。

ここに蓋をしたまま何かを行っていても自己効力感を高めることは難しいどころか、かえって人に本心を見せずに頑張って無理をしすぎてしまうかもしれません。

④生理的や情動的な喚起(居る環境の心地よさ)

最後は「生理的や情動的な喚起」です。

理論ではこの言葉が使われますが、こう聞くと一体何のこと?と思うかもしれませんね。

簡単に言うと、「この場所であれば自分の素を出せる」といった雰囲気の場所に身を置く、ということを意味します。

会社は慣れ合いの場ではないのでなかなか素を見せられない、居心地が悪い、と感じてしまう人もいるでしょう。

しかし、心理的な安全が担保されているということは非常に大切です。

苦手な上司がいる、オフィスの空気が悪い、隣の人の雑談が気になる、などネガティブな感情が湧きあがる状況にある場合にはただ諦めるのではなくて改善策を見つけるのも1つの手です。

オフィスの空気が悪い場合には加湿器をデスクに置いてみる、昼休みには散歩に出かけるなど。隣の人の雑談が気になる場合には耳栓を買う、思い切ってそのことを伝えてみる、などです。

2.カウンセリングでは言語的な説得の効果が高い!

紹介した4つの自己効力感の中で、カウンセリングで有効なのは「③言語的な説得」です。

キャリア相談の中で、カウンセラーは相手を否定することは一切しません。

もちろん不必要に根拠なく相談者を褒めることも行いませんが、それでも相手のペースに合わせながら「現状」を見つめていきます。

日本では、「カウンセリング」と聞くとまだまだ何か病気やネガティブなイメージを持ってしまったり、「自分にはそんな必要はない!」と感じてしまったりする人が多いです。

しかし、欧米諸国では事ある度に自分の専属のカウンセラーに悩みを吐露してすっきりしたり言語的な説得を通じて元気になるケースもあると言われています。

このように、「カウンセリング」を通じて自己効力感を高めることは健全で、日常の出来事であることを覚えていただければと思います。

特に、「がんばりすぎてしまう」人ほど、自分のがんばりに対して「まだまだやらなくては」「人に弱音を吐いてはいけない」という育てられ方をしていることが多いです。

しかし、お伝えした4つの自己肯定感の高め方には「がんばりすぎる」という項目はありません

いずれも他者を頼りながら、できることから地道に行うことが大切であることを唱えています。

今一度、自分の状況を振り返り、誰かに話を聞いてもらっていないな、と思った方はぜひこの手法を思い出してみてくださいね。  

 

3.社会人校への申し込みについて

今回は、カウンセリングを受ける必要がないと頑張るあなたへ。自己効力感は褒められて伸びていく!をご紹介しました。

 

キャリアアカデミー社会人校は、主に20代の若手社会人にキャリアカウンセリングを行っています。

働き始めて少し余裕が出てくると「人生で大切にすることはなんだろう」という疑問を持つ人が少なくありません。そのような人に誰かと一緒に話せる場所を提供したいと思っています。

20代の社会人の方が持ちやすい悩みとして、以下のようなものが挙げられます。

  • 仕事について漠然とした不安があるが、上司や同僚には相談がしにくい。
  • 転職に興味があるが、自分にどんなスキルが身についているか分からない。
  • 大手企業に勤めており、両親などからは転職を反対されている。
  • 職場の人間関係に不満がある。
  • 転職のために、履歴書の添削や面接の練習を行ってほしい。
  • フリーランスになろうか悩んでいる。
  • 副業をしてみたい。実際に副業をしている人の話を聞いてみたい。

 

 
カウンセリングに興味を持たれた方は、ぜひ下記より詳細をご確認ください。あなたとお話しできることを講師一同、楽しみにお待ちしております。
 
対象:キャリアについて第三者と話し、次の一歩を踏み出したい社会人  
カウンセリング内容:初回はひとりひとり異なる個人の状況をお伺いいたします。その後、希望に応じて自己分析の深堀りや次の行動目標を立てるサポートをします
費用:8,000円(1回)※すべてオンラインです