みなさまこんにちは、キャリアアカデミー社会人校@shakai_academy)です。

 

 

仕事にモチベーションがありません

 
 

やる気ってどうやったら上げるのでしょうか?

 

 

このように、モチベーションややる気という言葉を使って、誰かに悩みや愚痴を打ち明けた経験はないでしょうか。

メディアを見るとキラキラと自分の道を切り拓く人達の話題が溢れる現代社会。

自らこれをやりたい!というものがない状態だと、どうしても比較をしてしまう気分になってしまうのは無理もありません。

でもここで一歩立ち止まって考えてみましょう。

そもそも、モチベーションややる気ってどのようなものだと思っていますか?

そこで今回は「仕事にモチベーションは必要か?やる気を上げようと思わなくてもいい理由」についてご紹介します。

 

目次

 

1.モチベーションという言葉はネガティブな環境で使われる?

まず、今回のテーマである「モチベーション」という言葉。

この言葉は、新聞やテレビなどのマスメディアで2000年代後半から盛んに使われるようになったと言われています。

また、モチベーションという言葉と同時期には「うつ」というワードが取り上げられる機会も増えてきました。

2000年代後半というと、丁度リーマンショックという世界的経済危機が起きた時期。

なぜこの時期から急激にこのワードが注目されるようになったのでしょうか。

そもそも社会全体の雰囲気が右肩上がりの状態では「モチベーション」「やる気」という言葉を使わずとも「フロー」状態になっているので、モチベーションという概念そのものが消失しています。

何も言わなくても高級品を買ったり出会いの場に出かけて恋愛結婚をしたりして経済が自然にまわっていたとも言われていますね

フロー状態とは
心理学者のチクセントミハイという人が提唱。
対象に集中、没頭して楽しさを感じているため時間の感覚がなくなっている状態。

 

しかし状況が悪くなると、状況が悪くなった要因は人の気持ちにある、と考えて本来の要因を深く考えを掘り下げることなく、「モチベーションを上げればなんとかなるだろう」といった具体で、モチベーションという言葉が盛んに使われていきます。

モチベーションを高めて行動をさせようと、発破をかけるように「〇〇を持つことはすばらしいこと!」「〇〇を行うはすばらいいこと!」という情報を伝えていくようになったのです。

つまりモチベーションは、「ネガティブな」状況だからこそ頻繁に使われるようになったともいえるでしょう

 

2.仕事にモチベーションが上がらないのは当たり前である理由

では、人々のモチベーションが上がれば世の中は理想的な世界になるのでしょうか。

これには「YES」と答えることができるかもしれません。

なぜなら、モチベーションが上がればそもそも「モチベーション」という概念が必要ではなくなるので、再び「フロー」状態に入ることができるからです。

しかし、実は仕事において、所謂「ハイパフォーマー」と言われる人たちに「やる気が出ないとき、どうしますか?」「モチベーションをあげる秘訣は何ですか?」と聞くと、彼らは回答に詰まるそうです。

それもそのはず、モチベーションはほんのちょっとしたことで上がったり下がったりするからです。

モチベーションが下がる瞬間
・雨の日でコテで巻いた髪の毛が外に出た瞬間に崩れた
・アイラインをうまくひくことができなかった
・昨日恋人にフラれた
・子どもがごはんをこぼしててんやわんやしながら家を出た
・満員電車の中でヒールを履いた人に足を踏まれた

 

いかがでしょうか?

自分の今日の気分は、大小に関わらずこんなプライベートの出来事に大きく左右されることは、誰もが身に覚えがあるのではないでしょうか?

なお、ある調査によると、「仕事に対して時々無気力を感じる」人は社会人の半数以上にのぼるそうです。

そして、それを見て「だからこそ部下のモチベーションをあげなければ!」と躍起になる人もいるそうです。

しかし、「時々」無気力を感じることは、上記のような出来事が起きたらある意味当然とも言えるのではないでしょうか。

その他にも、仕事へのモチベーションはものすごく高いとは言い難いけれども非常に仕事ができると言われる人もいます。そういう人たちはある意味以下のように割り切っている状態とも言えるでしょう。

・毎日夜にジムに行って体を鍛えるために早く帰りたい
・週末に大好きなアイドルのコンサートの追っかけをするために仕事を頑張っている
・傍らでお金にならない芸術活動を行っているので仕事はお金を得るためのものと考えている

 

いかがでしょうか。

もし、「仕事にモチベーションが上がらない」と焦っている場合には、以下の点を忘れないようにしましょう。

・まず大前提としてモチベーションは本当に些細なことが原因で下がることもある
・そこまで高くなくても深刻に捉えすぎる必要はない

 

厳しい言い方をすると、現状に特段大きな危機感もなく、とても満たされているという恵まれた状態であるからこそ「モチベーション」という考えが頭の中に浮かぶ、とも言えるのではないでしょうか。

マズローの5段階欲求理論の下層部が満たされていると考えられるでしょう!

 

3.モチベーションが上がらないときこそいつも通りやるべきことを淡々とこなそう

このように、ちょっとの出来事で「ああ、やる気がないな」と思う場合には、やる気が出ない原因を突き詰め、解消するようにがんばるのではなくて、ただいつも通りのやるべきことを淡々とこなすことをおすすめします。

モチベーションが云々とうだうだ言うのは後です。

先に行動をしてみると、そのうちに、「ああ、今朝の気分よりもちょっとはましになってきたな」と思える瞬間も芽生えるでしょう。

出かけるのが億劫でも、いざ髪の毛を整えて着替えてその場に行ってみると案外楽しかった、という経験と近しいかもしれません。

また、上司とのコミュニケーションに疑問を抱いてモチベーションが上がらない場合には、上司と自分との考え方の乖離を埋められるようにコミュニケーションを取って行きましょう。

ただし残念ながら上司はあなたのモチベーションを適切にあげてくれる完璧な人ではありません。

難しい場合には横や斜めの社員を使って自分から動く姿勢は忘れないようにしましょう。

そうは言っても気分がもやもやしている状態が続く場合には思い切って外部の環境に身を置いてみるのもおすすめです。

いつもと違う道を歩いてみる、違うものを食べてみる、映画を観てから帰る、など刺激を与えてみるのも1つの手かもしれませんね。

社会人インターンなどもぜひ活用してみましょう!

 

4.モチベーションが出ない原因がはっきりとわかっている場合にはどうすればいい?

 

違うんです。やりたい仕事じゃないからやる気が出ないんです

 
 

職場の環境がみんな本当にやる気がなさそうなんです。みんながモチベーション高くきらきらしている環境に憧れるんです

 

 

もちろんこのように、慢性的にモチベーションが上がらず、その原因がはっきりしている場合もあるでしょう。

新入社員は、入社前は少なからず「期待」を持ち、胸を膨らませています。

しかし、一部の人にとってはそれが過剰になりがちになってしまいます。

だからこそ、入社後わずか数ヶ月で夢をなくして会社に見切りをつける新入社員が後を絶ちません。

キャリアアカデミー社会人校では、まさにこのように働き始めたけれども思っていたのと違い、モチベーションが上がらない、という人に対してキャリアカウンセリングを行っています。

3で書いたケースと違い、原因がはっきりとしてモチベーションの低下が慢性的な状態にいる人には、ぜひ以下の点を考えていただきたいと思います。

考えたいポイント
・やりがいがあるとはどういう状態を思い描いているのか?
・その状態になっても大変そうなことは何だと思うか?
・そのやりがいを得るために自分は何か行動を起こしているか?
・今の状況だとなぜそのやりがいを得ることはできないのか?

 

まだまだ働いた年数の浅い新入社員ですと、「やりがいがある」=こんなことを考えていませんか?

多くの優秀な部下と上司と同期に囲まれ、誰かに命令されることなく、自分の自由裁量で仕事が勧められ、結果が良くても悪くてもある程度の安定したまたはそれ以上の報酬がえられる仕事につき、周囲からも褒められることが多く、プライベートも充実できる状態!
 

しかし、残念ながらどんな仕事でもやりがいや達成感を感じる以上に、そこに至るまで大変なことを乗り越えなければいけないのが現実です。

現代社会においては、全ての人に「夢を持て」「仕事を通して自己実現をしろ」というメッセージが発信されていますが、「自分に正直でありたい」と思いすぎてしまうと、せっかくその環境に身を置けたとしても気に食わない部分が見えてしまい「これは自分が望んでいたことではない」とまたモチベーションが上がらない症候群に陥ってしまうリスクがあることを忘れないようにしましょう。

モチベーションが問題にならないケースは下記と言われています。

モチベーションが問題にならないとき
  • すきなことをしているとき
  • それをすることが当たり前になっているとき=習慣化しているとき(歯を磨くなど)
  • 切迫して余裕のない状態にあるとき

 

内発的動機づけを持つことも素晴らしいことですが、上記の状態に陥っている人は、それだけに捉われすぎてしまう、つまり「1」を求めすぎてしまうと、ともすれば「モチベーションがあがらないのは自分のせいではない。相手が悪いのだ」と思ってしまうリスクも抱えています。

内発的動機付けを考える必要がある人と、それよりも別のことを考える必要のある人がいることを忘れないでくださいね。

本来、仕事に優劣はありません。

まず目の前にあることに取り組んでみることをなおざりにしたまま飛躍してやりがいや自己実現を図ることは難しいのが現実です。

いきなり飛躍した発想をするのではなくて、どこに現実と理想の乖離があるのか、自分が大切にしたいことは何か、なぜそれを大切にしたいのか、などを紐解く時間を作ることを忘れないようにしましょう。

その際に大切になってくるのは自分自身の「納得感」です。

「やりがい」「やる気」「モチベーション」というキーワードは人によって捉え方や感じる瞬間が異なります。

ここまで読むと「モチベーションを持つことはいけないのか?」と疑問に思ってしまう人もいるかもしれませんがそうではありません。

モチベーション高く、自分のキャリアを築こうとする姿勢は非常に素晴らしいことですし心より応援をしたいと思っています。

だからこそ、外部の情報だけに囚われずに行動しながら自分らしいキャリアを築いていけるように一緒に考えていきましょう。

 

5.社会人校の申込みについて

今回は、仕事にモチベーションは必要か?やる気を上げようと思わなくてもいい理由をご紹介しました。

キャリアアカデミー社会人校は、主に20代の若手社会人にキャリアカウンセリングを行っています。

働き始めて少し余裕が出てくると「人生で大切にすることはなんだろう」という疑問を持つ人が少なくありません。そのような人に誰かと一緒に話せる場所を提供したいと思っています。

20代の社会人の方が持ちやすい悩みとして、以下のようなものが挙げられます。

  • 仕事について漠然とした不安があるが、上司や同僚には相談がしにくい。
  • 転職に興味があるが、自分にどんなスキルが身についているか分からない。
  • 大手企業に勤めており、両親などからは転職を反対されている。
  • 職場の人間関係に不満がある。
  • 転職のために、履歴書の添削や面接の練習を行ってほしい。
  • フリーランスになろうか悩んでいる。
  • 副業をしてみたい。実際に副業をしている人の話を聞いてみたい。

 

 

カウンセリングに興味を持たれた方は、ぜひ下記より詳細をご確認ください。あなたとお話しできることを講師一同、楽しみにお待ちしております。

 
対象:キャリアについて第三者と話し、次の一歩を踏み出したい社会人

 

カウンセリング内容:初回はひとりひとり異なる個人の状況をお伺いいたします。その後、希望に応じて自己分析の深堀りや次の行動目標を立てるサポートをします

費用:8,000円(1回)※すべてオンラインです