みなさまこんにちは、キャリアアカデミー社会人校@shakai_academy)です。

「なんとなく転職活動を考えているけれども、自分には一体何の業界が向いているのだろうか」

ーこれは、今の仕事に疑問を持った時に誰もが一度は考えることです。

しかし、「何をするか」だけではなくて「どのように」仕事を向き合いたいのかについて、考えたことはありますか?

昨今ではテレワーク(在宅勤務)や副業など、いろいろな選択肢が増えてきました。そのため、単に業界を考えるだけではなくて、自分の理想とする働き方の「軸」となる価値観を考えながらキャリア形成をしていくことが非常に大切になってきています。

そこで今回は、「キャリアアンカーで自分が大切にしたい価値観を知ろう!」についてお話しします。

目次

1.キャリアアンカーとは8つの価値観のどれを重要視しているのかを測定する適性検査

キャリアについて考えるときに、性格や能力など、様々な手法で適性検査を行うことができます。

今回ご紹介するキャリアアンカーは、アメリカの心理学者エドガー・シャインが提唱した概念です。

キャリア理論と言えばキャリアアンカー!と言われるほどカウンセリング界隈では有名な考え方です

8つの価値観が提示されており、個人が自らのキャリアを選択する際に、最も大切=犠牲にしたくないものはどれか がわかります。

この価値観は、一般的には周囲の状況が変化しても不動のものだと言われています。

アンカーとは「錨」のこと。この価値観と異なる生活をしていると、本人にとって非常に生きづらくなってしまう可能性がある、ということです。

検査方法はシンプル。自分の考えについて40問の設問に答えていき、回答した番号の足し算をしていく、という誰でもできる手法です。

Web上でもいくつかの診断サイトがあるのでぜひ参照してみましょう

■近くナビ「キャリア・アンカー診断」

学生ではなくてある程度働く経験を積んだ後に受けるのがいい検査です!

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2.キャリア・アンカーの8つのカテゴリー紹介

それでは8つの価値観について説明をしていきます。

(※価値観の名称は、書籍等によって若干の違いがあります)

    ①専門・職能別能力
    ②経営管理能力
    ③自律・独立
    ④保障・安定
    ⑤起業家的創造性
    ⑥奉仕・社会貢献
    ⑦純粋な挑戦
    ⑧生活様式(ワークライフバランス)

1つずつ見ていきましょう。

①専門・職能別能力

このタイプが強い人は、自分の専門性や技術が高まることを望んでいます。

「この領域のことは誰にも負けたくない」という気持ちが向上心に繋がるため、興味のない領域の仕事をしているとパフォーマンスを発揮することが難しくなってしまうでしょう。

自分が何の領域ならば主体的に取り組むことができるのかを振り返ってみましょう

②経営管理能力

このタイプが強い人は、組織の中で責任ある役割を担うことを望んでいます。

人のマネジメントや組織をリードすることが喜びに繋がります。

逆に言うと、いつまでも下っ端として働く環境やたった1人で働く環境では、なかなかやりがいを見つけることが難しいかもしれません。

早い段階でリーダー経験を積みたい、と思っている場合にはその希望をどんどん伝えていくといいかもしれません。

組織は会社だけとは限りません。ボランティアや地域コミュニティなどで役割を見つけてみてもいいでしょう!

③自律・独立

このタイプが強い人は、自分で独立することを望んでいます。

自分のペースで自分のやり方を大切にして仕事を進めたいので、時には組織の中で働くことが窮屈に感じる人もいるかもしれません。

「サラリーマン」という働き方にこだわりすぎずに、副業を始めたり個人事業主として働いてみたり することも視野に入れながらキャリア形成を考えてみるといいかもしれません。

仕事は得意不得意を補い合いながら進めていきます。そのため、1人でどのくらいの範囲まで行いたいのかを考えてみましょう

④保障・安定

このタイプが強い人は、安定的に1つの組織に属することを望んでいます。

何度も転職を繰り返すと、他の人よりもストレスを抱えることが大きくなってしまうでしょう。

また、スピード感がはやかったり企業買収などで部署や社名がころころと変わったりするような会社で働くことにも違和感を得てしまう恐れがあります。

比較的こつこつと地道に成果をあげているような環境に身を置くことで安心して仕事に取り組めるはずですよ。

心身ともに安心安全状態でいるためには周囲の人間関係も大切いなってきます

⑤起業家的創造性

このタイプが強い人は、クリエイティブに新しいことを生み出すことを望んでいます。④のタイプとは反対のタイプと言えるかもしれません。

リスクを取ってでも何かに挑戦をしていきたいという気持ちがあるので、裁量権を与えられない、意志決定スピードが遅い、決断が曖昧、などの環境ではやりがいを感じることが難しいでしょう。

「起業家」と聞くとベンチャー企業や実際に起業をすることをイメージするかもしれませんが、近年では企業の中で「イノベーション推進部」「新規事業企画部」のような部署も存在しています。

また、企業に所属をしながら別の会社でインターンシップを行うサービスもあるので、そういったものにチャレンジするのもおすすめです。

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⑥奉仕・社会貢献

このタイプが強い人は、社会をよくして他人に奉仕することを望んでいます。

簡単に言うと、「ありがとう」と言われることや人が喜ぶ姿を見てやりがいを感じる人、と言い換えることもできるでしょう。

金銭的な報酬がどんなに高くても、こうした言葉や姿がない職場環境には居心地の悪さを感じてしまいます。

「奉仕」というと、NPOや介護・保育、教育関係の業界をイメージするかもしれません。しかし、それだけではなくてたとえば総務の仕事は会社のインフラを整える仕事ですし、営業でも顧客のために仕事をしているので広い意味では「奉仕」と言えます。

最近では「社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)」と言われて、環境問題や発展途上国支援などの問題にビジネスとして取り組む起業家も増えてきましたが、ここに当てはまるタイプの社長が多い印象です。

注意するべきポイントは、それがやりがい搾取に繋がってしまったり、期待とは異なる反応がかえってきたときにモチベーションが下がってしまう恐れがあることです。がんばりすぎないように注意することもポイントです。

仕事はあくまでも「事業」なので理不尽なこともたくさんあるでしょう。プライベートも含めたキャリア全体を通してこの価値観を考えられるようにしましょう

⑦純粋な挑戦

このタイプが強い人は、解決困難な問題に挑戦することを望んでいます。

解決ができない、一見難しそうに見えるプロジェクトや事業であればあるほど燃える、というタイプです。そのため、壮大なビジョンや目標に共感ができたときにその能力を発揮できるでしょう。

今行っている仕事のゴールがわからないときにはモチベーションが下がってしまうでしょうし、「前代未聞」「社内で初めて」などというワードで鼓舞された場合にはモチベーションが上がるでしょう。

社内で何か公募制のプロジェクトや海外赴任案件があったら積極的に応募してみると道が拓けるかもしれません!

⑧生活様式(ワークライフバランス)

このタイプが強い人は、所謂ワークライフバランスを大切にすることを望んでいます。

自分のプライベートが充実するからこそ仕事も充実する、その両者は完全に区分されるのではなくてお互いに影響を与え合っている、と考える人が多いです。

そのため、どちらか一方の状況が悪くなってしまうとどちらかに影響を与えやすいため悪循環に陥るリスクも抱えています。定期的にプライベートと仕事のバランスや状況を振り返ることが大切になります。

仕事もプライベートも大切にしたい!と欲張りになってしまうことがあるので、その中でも優先順位をつけられるようにしましょう

3.キャリアアカデミーのカウンセラーのタイプについて

ここまで8つの価値観についてご紹介しました。

自分の価値観を知ることで、業界や職種に囚われないキャリア形成を考えることができるのではないでしょうか。

ちなみにキャリアカのカウンセラーはどのタイプが多いのでしょうか?

■キャリアカのカウンセラー紹介はこちら

私は「⑧生活様式」が強いタイプでした!

山口カウンセラーは新規事業関係などの仕事をしながら大学院にも通ったり転職経験を積んだりした後に会社を退職。農業やワーホリを通じて自分の生活について見つめ直した経験から、現在は個人事業主として仕事を行う傍らで趣味や勉強の時間も大切にして生活をしています。

仕事がすきなので「これだ」と決めたら猪突猛進に取り組みがちですが、いきすぎると様々なバランスが崩れてしまうこともありストレスが溜まってしまいます。

そのため、定期的に自分の時間の使い方のバランスを見つめ直すことが楽しく生活をする秘訣になっています。まさに生活様式を大切にする典型的(?)なタイプと言えるでしょう。

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山口カウンセラーの紹介については過去記事をご覧ください

「カウンセラー紹介【山口カウンセラー】」

私は「 ⑥奉仕・社会貢献活」が強いタイプでした!

後藤カウンセラーはキャリアアカデミーの代表も務めています。

臨床心理学を学び、様々な悩みを抱える幅広いお客様と日々対峙しています。

キャリアアカデミーでは学生向けのキャリア支援事業も行っていますが、その中でも決して相手を否定することなく、それぞれの望みや価値観を最大限に発揮できるキャリアを築けるようにきめ細やかな支援を行っております。

後藤カウンセラーの最大の強みは何といっても常に自然体なこと!日常の会話でも自分本位で物事を考えることなく、相手が最終的には笑顔で毎日を過ごすことができるように前向きな対話を繰り返すので、カウンセラー一同もいつも元気をもらっています。

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キャリアアカデミー代表 後藤カウンセラーの挨拶についてはこちらをご覧ください

「代表挨拶」

このように、同じカウンセラー間でも様々なタイプがいます。そのため、友達や親しい人に相談をしたとしても、その人の価値観で回答を得る可能性があるので、第三者であるカウンセラーを見つけてみるのもおすすめします。

4.社会人校の申し込みについて


いかがだったでしょうか。

今回は、「あなたに合う仕事は何?キャリアアンカーで大事にしたい価値観を明らかにしよう!」をご紹介しました。

キャリアアカデミー社会人校は、主に20代~30代の若手社会人にキャリアカウンセリングを行っています。

キャリアアカデミーは人材紹介会社ではありません。「ちょっと話を聞いてほしい」といったキャリア相談全般に乗っています。

働き始めて少し余裕が出てくると「人生で大切にすることはなんだろう」という疑問を持つ人が少なくありません。そのような人に誰かと一緒に話せる場所を提供したいと思っています。

カウンセリングに興味を持たれた方は、ぜひ下記より詳細をご確認ください。あなたとお話しできることを講師一同、楽しみにお待ちしております。

対象:キャリアについて第三者と話し、次の一歩を踏み出したい社会人

カウンセリング内容:初回はひとりひとり異なる個人の状況をお伺いいたします。その後、希望に応じて自己分析の深堀りや次の行動目標を立てるサポートをします

費用:8,000円(1回)※すべてオンラインです